
トヨニシファームは十勝のど真ん中で牛を育てています。ホルスタインを中心に元気な牛達を育てるため、日々奮闘しております。
- ホーム
- トピックス
副蹄
牛の足を後ろ側から見ると、こうなっています。
足先には蹄があって、そちらは先が割れている形状です。
元々5本あった指のうち親指は退化して中指と薬指が残って蹄となり、人差し指と小指が後ろ側に見える副蹄となりました。
草食である牛は肉食動物から身を守るため、俊敏に逃げられるように爪先立ちの姿勢に進化していったそうです。
副蹄は、急傾斜などの移動時に滑り止めとして機能しますが、平坦な草地で飼われる牛には活用の場がないようです。
普段は牛舎の中で静かに暮らしている牛たちですが、走ったら速いんです。
行儀良く立っている足元を見て、どうしてこうなっているのか気になって仕方ありませんでした。